☆『ブリジット・ジョ−ンズの日記』
を観ました。感動!ホロッとなる。全体的にとてもテンポのいい映画。30代女性の大いに共感出来る内容だと思う。仕事をがんばる中で本気で惚れていた職場の上司の男性が突然冷たくなる、その男はやはりどうしようもない浮気性で、他の女と会うためにブリジットに嘘を付いて早く帰っていたりした。女としては最悪の事態を、ブリジットは自ら乗り込んで暴いてしまう。でもそれでよかったのだと見ていて納得。その男は、また別の、他人の婚約者とも関係を持っていた。仕事ができるがモラルの欠落したどうしようもない浮気男に傷心、そしてクールで不器用だが、仕事が出来る坊ちゃん育ちの男性へと気持ちは動いて行く。またその男性も、一生懸命なブリジットを愛するようになっていく・・「新しい日記を、買って来たよ」ラストの一言に、全ての感動が凝縮されています。
☆『A.I.』
子供のロボットディビットが、感情を持ちはじめる。自分を注文した家庭の母親は、実の息子マーティンを愛するあまり、ディビットの危険な行動に、彼を森に置き去りにして去ってしまう。母親の愛を欲しくて、その一心でピノキオがブルーフェアリーの魔法で人間にしてもらった話を信じて、その妖精を捜し回る。それは、諸々の事情を経ておよそ2000年後に叶う。最後には母親の残された髪から2000年前に亡くなった母を復元し、夢が叶って、母親との愛に溢れた『1日』時間を過ごす。(1日だけならば、人間を復元することができる、それが2000年後のロボット世界の技術だった。)それが彼にとって『人生』で最高の幸せの日、その日に彼は穏やかな寝顔で母親とともに永遠の眠りについた。 というお話です。一番感動したのは、ディビットが、人らしい「夢を信じる力」を持ち続け、妖精を追い求めて自ら意志を持って行動した、それがロボットでない何よりの証拠で、母親に愛される成長した姿で微笑んでいたこと。スティーブン・スピルバーグ監督。
☆『マイフレンドフォーエバー』
薬害でエイズに感染した少年が、残り少ない時間の中で、大事な友達と沢山の冒険をして、励まされ、命尽きるまでこの地球の空気を吸って、笑っていた。 靴は、この世に足跡を確かに残している私たち全ての象徴だ。彼らは靴を交換することで、「地球が滅亡する何億年先のことなんかじゃない、今、ここで、こうして確かに出会い、同じ時を過ごして来た」ことを心に刻んだ。 映画の大好きなところ。人の、言葉だけではない気持ちを伝えてくれるところ。繊細な、無くしてはいけないヒューマニズムを教えてくれるところ。
☆『アルマゲドン』
上映当時はタイトルが気に入らなくて、当時の彼氏に行こうと言われたけれど違う映画にして、やめといたものです。SFそのものの内容はちょっと無理があるように思ったけれど、隕石に爆薬を仕掛けに行くメンバーたちは個性派ぞろい。ハリーの勇気や、命をかけた瞬間の人間が、一体何に思いを馳せるのか、そんなことを深く考えさせられた1本。
☆『リバーランズスルーイット』
ブラッドピット主演。兄弟が成長して行くが、兄は優秀で品行方正。弟(ブラッドピット)はやんちゃな活動家。社会人となって離ればなれになる。久しぶりに再会した兄弟だが、兄は、崩れて行く生活、同時にフライフィッシングでは芸術家に達する程の成長ぶりの弟を見る。それは確かに荒削りな魅力だった。そしてポールが問題ある生活の中で殺人に巻き込まれ、この世を去る。残された兄は、高齢になっても、その川で、弟の思い出と隣り合わせでいながら釣りを楽しむ。その場所でなら、思い出も綺麗に流れるから・・そんな映画です。タイトル通り、川は、その数々の思い出のそばを厳然として流れ続けているんですね。自分に対する鼻持ちならないプライドではなく、きっと他の何でもない、自分らしく生きることや、自分の周囲に対する深い愛情や、心の綺麗さを訴えかける映画なのですね。
☆『愛と青春の旅立ち』
英語のタイトルは『An Officer and a Gentleman』・・掛け離れてるねえ(苦笑)本当の愛や責任を全うすることの尊さを、教えられた。何も死を選ぶことはないだろうに・・海軍卒業も愛も全てを失ったシドに、篤い友情があったことだけは何ものにも換え難い最後の宝で、鬼教官も、実は、彼の中の「学生を一人前にする任務」に忠実に生きており、その厳しさの中にも確かに学生達へ愛情があったこと、、、 彼女を妊娠させたかもしれない、ことの重大さに震えながらもシドが言ったこと「人には責任がある。それが動物と違うところだ」 そうだなって思う。もしその責任を負うことなく生きて行くなら、その分人は孤独で、その存在を必要と思われず、生きて行くのでしょうか。それに気づいた主人公は、遊びで終わらせるはずだった彼女を迎えに行ったんだね。
☆『サトラレ』
主演安藤正信、鈴木京香。もし、自分の思っていることが全て人に伝わってしまったら・・。「ばあちゃん、ごめんよ・・こんなに小さな身体なのに、こんなに切り刻んで・・ごめんよ・・」育ててくれたおばあちゃんが癌に。研修医で執刀を任される主演安藤正信の切ない程のまっすぐな気持ちが胸を打ちます。これは、私がこれまで観た中で、最も泣けた映画です。人は、やっぱり、好きな人を想って想い続けて、叶わない時、上手く伝わらない時、こんな風に、つらく苦しい。上手く出来ない自分がもどかしくて、大切な人を失いたくなくて、どうしようも出来ない時、ごめんねとか、寂しかったとか、素直に心に浮かんで来る言葉をただ繰り返し言葉にならない思いを心の中でリフレインしている。器用に生きられない主人公の純粋さが心を離さない、名作。